ドカーンとサツマイモです。失礼しました。アイビスペイント、楽しんでいます。
初心の家庭菜園。
さあ。始めて畑を借りました。
一生懸命雑草を抜き、目の前にはまっさらな、いや真っ黒な地面が広がっているとします。
ここに来て怖くなります。
さて一体、どこから何をどう手を付けたらいいのか。
家庭菜園の本には畑を四分割して、ウリ科、マメ科、ナス科、アブラナ科、など科ごとに分けて植え、年毎にローテーションしていけばいいと書いてあります。
しかし、いきなりいろいろな種類の野菜に手を出すのはとても恐ろしいのです。
普段の自分を知っている以上、何種類もの野菜の世話ができるとは到底思えないのです。
家庭菜園、趣味なんだから、まずはゆったり楽しみたい・・。
忙しすぎるのは性分に合わないのです。
そういう時におすすめなのが、
カボチャ
ヤーコン
ピーナツ(ただし土地を選びます)
そして幼稚園の頃に芋掘り体験した安心のサツマイモです。
どれも植えたら植えっぱなし、水やりの必要もありません。
もちろん肥料なんかいりません。
勝手に育って、実をつけます。
しかもなかなか食べ応えのあるものばかり。
そして、葉っぱの茂りが激しいので、
まもなく土が隠れて、安心するのです。
裸の土はなんだか怠けている証拠のような気がしてきて落ち着かないのですよ。
まずは童心に帰って、精神的に安心のサツマイモいきましょう。
6月のこれから植えてもまだ間に合います。
まずサツマイモのツル(苗)を用意する必要があります。
冬の間、自宅でサツマイモから自力で芽出しし、準備万端であればそれに越したことはないですが、今回はツルを手に入れるところから行きます。
そんなものどこで手に入れるのか。
ホームセンター、あるいは道の駅で一年の短い期間だけ10本単位で売っています。
正直、10本は多いと思うのですが、やれやれ手に入った一安心。
そういう方は、OKです。
時期を逸して手に入らなかった方は、お友達に譲ってもらうか、ネットで購入するしかない気がします。
送料が馬鹿にならないので、これがおイモの値段か!と思うほど、「高!」と思うと思われます。
1000円は超えると覚悟してください。
でもここだけは勉強代だと思って我慢しましょう。
で、普段食べているサツマイモにもいろんな種類があるのです。
どんなものを選べばいいか全くわからない。
という方に、私のお勧めを紹介します。
※ べにはるか(焼き芋にするととても甘くしっとり)
※ シルクスイート(これも焼き芋に。上品な感じ)
※ べにあずま(ホクホク系の甘さ)
※ パープルスイートロード(紫色のおイモ。多収穫。なかなか甘くお菓子作りにも)
※ すいおう(葉っぱを食べるおイモ。夏場の野菜不足に重宝)
※ 安納芋(自分で作っていると話題を提供できるブランド芋)
この辺りが手に入りやすいと思います。
いろいろな種類を植えられれば、それぞれの性質が分かって面白いと思います。そういう時は秋におイモを買って自分で研究して芽出ししてみましょう。
ただし、すいおうは種苗登録品種なので家庭菜園でも芽出しして他の人に譲ったらいけませんよ~。
種苗法もちょっと頭に置いておいてくださいね。