アンデルセン公園と貴賓

まずリンク。

ふなばしアンデルセン公園 (park-funabashi.or.jp)

 

アンデルセン公園が出来てから何十年になるのかな。

昔はわんぱく王国といったアスレチック施設だったはずです。

それが噂によれば、当時の市長が主導して、地元の名士たちが争って土地を寄進。わんぱく王国を拡大し、華麗な市営の有料公園を建設したというのです。

そういえば、アンデルセン公園は一時、行く度に大きく綺麗になっていきました。

そもそもは確か歴史的世界的童話作家アンデルセンの生まれたデンマークのオーデンセ市と姉妹都市契約を結んだのが公園誕生のきっかけだったはずです。

しかしアンデルセン公園の建設企画と、オーデンセ市との姉妹都市契約企画とどっちが先だったのだろうか・・。ま、いいですが。

いずれにしろ、アンデルセン公園は他にとりたててたいした観光施設を持たない船橋市市民のプライドと心の安寧のよりどころを一身にになっているのです。

 

さて、何年か前にはデンマーク王太子妃が直々に来園しました。(スウェーデン王太子妃ではなかったと思う)

そこで私は公園に行くバス待ちの見知らぬ子供に「本物のお姫様が来るんだって」と教えたのですが、

「お姫様はどんなドレスを着てるのかしら」と、老いも子供も目を輝かせて花畑にきらめく壮麗なお姫様のドレス姿を妄想することになりました。

しかし、あとで「ふなばし広報」を見たら、実際の王太子妃の写真は白いスーツ姿の微笑だったので、皆ショックを受けたのです。

ちなみに「ふなばし広報」というのはこれが無くては市民生活は一週間と成り立たない月二回発行の8ページだったかの市役所発行の新聞です。

 

来園したのは外国の貴賓だけではありません。

確かずっと昔、いろんな皇族族の方々、そうそう紀子様もいらしたような覚えがあります。

そして紀子様の現実の衣装は、暗い鼠色のスーツだったので、やはりそろって深いショックを受けたものなのです。。

気の毒な話なのかもしれませんが、貴賓の方々にはやはり目もとろけるようなあでやかなドレス姿を期待してしまうのは私ども庶民の無責任な性なのかもしれません。

 

余談でした。

で、市民必携「ふなばし広報」ではアンデルセン公園情報を毎回欠かさず掲載しますので、イベントやら、無料開放デーやらのお知らせはもう飽き飽きするほど目にすることになります。

贅沢な話ですが、様々な市の努力にもかかわらず「またアンデルセンか」と思う心も生まれてこないわけではないのでした。

 

こんな始まりでいかがでしょうか。。自信が無いので権威の威を借ります。

主席権威、緑陰のアンデルセン像。近くの石板に1992年7月29日にアンデルセン公園設立と書いてありました。32年経ってるのか。

ついこの間、老朽化したシンボル風車の改修工事が終わりました。工事は寄付金で賄ったそうです。

 

アンデルセン像は南口入ってすぐの噴水広場の近くにあります。

南口側はアンデルセン色が強いです。

 

次席権威?岡本太郎の「平和の呼ぶ」の象

確か市は今はスポーツ健康都市のはず、いや花いっぱいの都市だったかですが、かつて平和都市宣言もしました。

 

岡本太郎の「平和を呼ぶ」があるのはわんぱく王国色が多い北口正門入ってすぐです。

 

日々の花の世話などの市民ボランティアはなんと120名ほどいるそうです。とても広い公園です。

里山ゾーンでこの大きな柳の木から柳絮がちらほら飛んでいました。柳絮は直径一センチほどの綿くずのようなものです。

 

今咲いている園内点在の季節の森の花、キンラン。確かもう珍しい花となっているはずです。ここではまだたくさん見ることが出来ます。

不定期更新です。よろしくお願いします。