先だって用事で訪れた佐倉、良い所かも!と思い、もう一度行ってみました。
今回は、京成佐倉駅から佐倉城址公園と、その界隈を歩きました。
佐倉城は、明治になって、国の陸軍施設が置かれ、そのあと公園として開放されたそうです。
石垣がなく、高い台地にある城跡だそうです。
さすがに坂が多いです。
うん?道を間違えたようです。市役所についてしまいました。
グーグルマップを見て歩かなくては。
来た道を引き返し、旧街道の成田街道を歩いていくと、
この橋を渡って城内にはいります。
さらに坂を上っていくと、
なぜか、大分県臼杵市の古園石仏大日如来像が。どうしてなのか・・。
国立歴史民俗博物館管轄のレプリカだそうです。
その上空を白鷺が何羽も舞っています。
近くには印旛沼があるので、餌には事欠かないのかもしれません。
その大きな国立歴史博物館を横目で見て、
今回は花が目的です。
何年か前に来た時、花菖蒲が大変綺麗だったのです。
夏木立の中を歩きます。
医学の志の碑です。
幕末、日米修好通商条約の締結に尽力した佐倉藩老中堀田正陸とタウンゼント・ハリスの銅像が建てられています。
桜の木ばかりです。時期にはうんと人出があるでしょう。
くらしの植物園(100円)です。
受付の人に聞いたら、姥ケ池付近の花菖蒲は今年はほとんど咲いてないということでした。こんなことはなかったそうです。残念です。
でも水連が少し。
山アジサイの展示がありました。
公園を出て、市立美術館を目指して歩きます。
市民体育館は昔藩校があったところのようです。
お、さすが城下町だけあります。
地元の高校には射撃部があるようです。
近くにはよく手入れされた神社が。
コロナですね。
狛犬はマスクを掛けられていたし、
御手洗は手が洗えません。
周辺をうろうろしていると、かわいいポストがありました。
幼稚園の近くです。
佐倉市美術館(無料)につきました。
個人的には敷石が気に入りました。
美術館内部のタイルも素敵です。
鈴木治平さんの「森」という作品だそうです。
市立美術館の後は
刀剣の展示がある塚本美術館(無料)を見学しました。
長船、村正など、私でも聞いたことのある刀剣がずらりと並べられてありました。
一人きりで刀剣の部屋にたたずんでいると、背筋が寒くなってきたので、早々に後にしました。
また歩きます。
素敵な階段です。
やはり坂が多いです。
武家屋敷(三館共通券250円)を見学しようと思います。
なかなか立派です。
室内も、行灯あり、かまどあり、で豊かな生活ぶりがしのばれます。
さらに歩きます。
ひよどり坂です。
素晴らしい竹藪です。
もうそろそろ帰路につこうと思います。
うん?
珍しいものに目が釘付けになりました。
日本製の古い手回しミシンです。
古いものが一杯並んでいるアンティークショップです。
あんまり素敵だったので、店の人に話しかけたら、写真を撮っても良いと言ってくださいました。
謄写版です。
古いテープカッターです。
ドイツの黒電話。エレガントな形です。
ウランガラスの皿がとてもきれい。
店構えも撮影させていただきました。
地元の鋳金作家の作品や切り絵の作品も置いてありました。
今日は半日、たっぷり歩きました。良い気分転換になりました。
佐倉はゆったりした空気の流れる落ち着いた清潔な町です。
特に武家屋敷界隈の雰囲気は、格調高く、気持ちの良いものです。
思い切って歩いてよかったです。
今度は有名な風車と花畑の時期に、ふるさと公園にも訪れられればいいなあと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
城跡を走る自転車風青し