私の長年のテーマでいまだ克服できていないのが感情の整理です。
来年こそは本気で克服しようと思います。
で、アンガーマネジメントの本とか読みましたが、怒りを覚えたら数を数える。。などの方法が私には全く役に立たないので、いろいろと、良さそうな本で簡単で私でも理解でき、実践できそうなものを探しています。
で、今手元にあるのが下の本。
これはネガティブな感情の在り方を4パターンに分けて、それぞれ関便に対処しやすく書かれてあるように思いました。
理屈は単純に書いてありますが、知らないこともありました。
私はとにかく怒りのコントロールが出来ないので、ほぼそこだけ重点的に読んでいます。
まず基礎的な要点として、感情は思考が先立って湧き上がるそうです。
ですから、思考をコントロール出来たら、感情もコントロールできるんだそうです。
もともとマインドは自分を幸福にするためにあるのですが、幼いころに作る精神的な学習プログラムが稚拙だったりすると、マインドの働きが悪くなり、こまった手ごわい感情が発生することがあるそうです。
まず必要なのは客観的に怒りなら怒りと言った困った感情が発生したことに気づくことが必要だそうです。
それはつまり、相手ではなく、自分の内面に注意を向けることなんだそうです。
「相手がひどいことをした」という思うより、
「自分のマインドが腹が立つ思考をしている」と自分を見ることが必要と書いてあります。
自己意識をしっかりさせないといけないですね。ただ、腹が立つのではなく、腹が立つ思考をしているから腹が立ってくるんだそうです。
そして志向がどんどん膨らむ前に、これが難しいのですが、「後で考えよう」と思考を棚上げし、「自分で何とかしようとするのをやめる」といいんだそうです。
そして、マインドは「得たい」「保ちたい」「比較したい」「もっと」という4つの欲でできていて、その4つのうちどれかを止めると、欲が停まって、思考の向きを反対に愛の方向に変えていくそうです。
それは愛の方向とは「与える」「自由に放つ」「認める」「足る」の4つだそうです。
また怒りやすい人は「すぐに行動で物事を解決しようとする」「洞察力や想像力がない」「誤解や物事を悪く撮りやすい」という特徴があるそうです。
怒りのエネルギーはたまってしまったら解消するしかないので、運動するとか歌うとかして解消するのが良いそうです。もともと運動エネルギーだからだそうです。
マインドは問題や危険を発見するのが仕事なので、基本的になんでも悪い方へ捉えるそうです。それが行き過ぎると、なんでも悪く考えてしまうようです。
また、怒りを発生を抑えるには、「世の中は全て自分の味方」「自分は守らなくても大丈夫」と考えると言いそうです。ちょっと無理って感じも私はしますが、でもよく考えると、そうなのかもしれないなあとも思います。
そして、自分の幸福と人生に絶大な自信を持っていると、何を言われても動じなくなるそうです。
振り返ってみれば、私は思い込みが強くて、人がひどい感情を私に向けたと感じたら、それ以外の考えが持てずにいましたが、それって、その人ではないと正確なことは分からないし、その人独特の事情があってそうせざるを得なかったかもしれなかったです。
また自分の幸福と人生に絶大な欠損感を抱いているので何を言われても動じていたかも。
結局大事なのは、自分をゆったりさせることかな。自信が無くて小心なのが一番問題だったかもしれないです。
自信は何時からでも築いていかなくては。
なにかの能力に対する努力も大事かもですが、周囲と自分に優しくなることが一番かなあ。
出来るから自信があるという感じより、あるだけで自信と幸福が得られればいいのですが。
まあ来年と言わずに今からでもよく覚えて実践したいと思います。