花とウォーキングシューズ 

花よ、 人の祈りの輝きを!

鈴虫の声

今朝 夜明け前の真っ暗な中を、耳を洗うような 鈴虫の透明な声が長い間、響いていました。

え。ここ住宅地のど真ん中で、アスファルトに覆われ、地面のある庭はすくない所なんですけど。

コオロギ ならともかく 鈴虫?

もしかすると飼っていたものが外に逃げ出したのかもしれません。が、本当に何年かぶりに聞く美しい声で、心底うれしくなりました。

鳥かネコにやられない事を祈っています。

 

さて話変わって、昨日は私のような流れ者と違い、 千年単位の伝統的暮らしを営んでいる事が感じられる地域を、写真を撮りつつ歩いたのですが、現実は大変厳しいような気がしました。

なんだか こんな東京に近いところでも、知らない 顔が土地に踏み込むことをとても抵抗に感じる 雰囲気があっちこっちでひしひしと感じられるんですよ。

カメラを持っていない時でもです。

通りがかりにきつく睨まれるし、ぼそっと言葉を投げつけられます。

服装からか何なのか 毛色の違う者を すぐ嗅ぎ分ける人々の感覚の鋭さを覚えます。

やりにくいな。

目立つし。

本来の土地の人から見れば 、多数派になったとはいえ、流れ者なんて無責任な生き方をしてる人たちと言われても仕方ないんでしょう。

ちょっと 方向転換しようと思います。

無理なく続けられる方向で。

今日は雨なので図書館へ籠もって それを定めたいと思います。

私はおそらく 、申し訳無いのですが夢のような世界に浸って過ごすのが似合っていると思います。パニック起こしちゃ話にならないのでそのへんの危険性を鑑みた選択を。

 

加えて。 先日は Let It Be の話を受け止めてくださってありがとうございました 。ご負担をお願いしてしまって申し訳なかったかもしれません。が、私は非常に気持ちが軽くなりました。今後、ようやく過去と決別して生きていくことができるような気がします。本当に助かりました。重ねてお礼を申し上げます。

 

図書館へ行く途中で見つけたのは

ツルボ。土手に1本だけ。

 

公園のベゴニア

 

そして今季初のタイワンホトトギスでした

 鈴虫の操る翅の脆さかな