花とウォーキングシューズ 

花よ、 人の祈りの輝きを!

メールをよこした

(早朝のイモカタバミ)

 

ずっと無言だった人がメールで愚痴を寄越すようになった。

ちょっと楽になったかもと思う

俳句は完全にネタ切れ。

後半は名句だけ送る

しかも 4時から息切れして時々 こっちが寝て休む

明日から 午前か午後のどちらかにしてもらおう。

どうしても1日中は 続けられない。

結局半分は私の気持ちの問題 なんだから。

しかし暑さが堪える日。

 

 

蔓伸びて 朝顔八つ風の空

 

野分とや廻り舞台を雲動く

 

秋蝶もこの庭離れ難からむ

 

秋蝶のベランダの柵越し来たり

 

迫りたればその声聞こゆ 秋の雲

 

電柱に仇名をつけり螽斯(きりぎりす)

 

瓦屋根 いくつか残る秋日和

 

秋日燦窓半分を閉じてをり

 

音楽を点けるや目の前に銀河

 

陶の鳩並べて眠る 秋簾

 

秋植えの球根店にまう並ぶ