出来ることもそう多くないので、せめて心を清めようと、早朝始発でふらっと成田山と宗吾霊堂へ行ってきました。
大本山成田山新勝寺 – 成田山新勝寺 千葉県成田市成田1 (naritasan.or.jp)
宗吾霊堂公式サイト (sougo.frenchkiss.jp)
成田山はさすがに朝6時でも、鮮やかな色の袈裟を着た徳の高そうなお坊さんが何人も歩いていて、大きな声で読経?をしているようでした。
お寺は大きくて、昔からの信仰の熱い人々の数、大変なものだったのだなあと思いました。お堂の中の飾りもきらびやか。
空海さんのお祭りが最終日だったので、お灯明を一本上げました。
間違った判断をしないようにとお願いしました。
少しは知恵がつきますように。
参道の店はまだ一件も開いて無くて、散財をする余地はなく助かりました。
宗吾霊堂はアジサイ祭りをやっていて、ちょっと遅いけど、以下の通り。
絞りのような赤。
おリボン付き。
普通のアジサイ。
宗吾霊堂へ行く途中、道を間違えて、深い里山のようなところへ出たのですが、緑の山にホトトギスとウグイスとキジとヨシキリなど特徴のある声が争うように大きく響き渡っていました。
ホトトギスの声はのどかなウグイスの声とは違い、鳴いて血を吐くホトトギスの通り、痛ましいまでに切実に聞こえます。
青田が良い匂いがして気持ちが良かったです。
本当に気持ちの良い緑色で、精一杯大きくなろうとしている感じに圧倒されました。
スケッチをしたかったですが、何となく機会を逸しました。
家に帰ったら、初物の胡瓜が実っていました。ハサミで収穫しましたが、つぶつぶが手に痛いです。
このつぶは何のためにあるのかしら。と思ってネットで調べました。
棘の跡だそうです。何のための棘なのかはまだ分かっていないそうです。
穏やかで安らいだ一日です。
窓を開けていると、ベランダに伸びているイタリアンパセリの花の匂いが南風に乗って運ばれてきます。
洗濯物の洗剤の匂いもします。
潮の香りが混じっているような気もします。
半日の旅行でも、気持ちが洗われる感じです。
普段、もうちょっと良心を意識した方がいいなと思いました。
夏夜明け遠い地平も鳥の声
天空を飲み干すやうな青田かな
初採りの胡瓜それでも塩まぶす