「いやいやえん」という絵本があった。
なんでもかんでも嫌々を言う困ったちゃんの男の子の話。
まあでも幼い子供の嫌々は自己確立のための大事な成長過程だというし、きっと全く罪はない。
問題は大人の否定癖。
私は他人に流されがちなくせに、もっと安心して委ねていい事柄について疑問を抱いたり、否定をしたりする癖がある。
仕事の在り方とか、学校の在り方とか。
それより自分の在り方検討したらという感じなのだ。
否定癖があると、どこか心に安全弁が掛かって思いきり物事に打ち込むことが出来ない。
没入の味をついぞ知らない。
損したな。
しかし、何事においても全面肯定ができない性格。
ひねくれものなんだなあ。
体壊さないけど、心壊しちゃった。
否定するとそこで話が終わっちゃうから肯定した方がいいに決まっているんだけど、キャパシティがなかったなあ。
また就職の話で恐縮なんですが、できそうな仕事はあるんだけど、いろいろ当たっているんだけど。
障害と言っても寛解と言われているので、無理のない範囲でならきっとできると思うんですが、それを言ったら、確実に決まらないのでクローズにしている。
就職が決まらないことには、勉強なり、なんなりやりたいことがしづらい。
黙っているのは心の負担なんですが、そうしないと先に進めないのです。
やりにくい。
煮え切らない。
正々堂々とやれる立場ではないのがいや。
ポーカーフェイスに磨きがかかる。
A型作業所でもいいと思ったこともありましたが、週5一日5時間なんて週2,3日のパートより無理だと思うし。
勉強したいなあ。
無料のオンラインでやるしかないかな。
放送大学という手もあるのか。
単位要らなければ安く上がらないかな。
でもまだ正直科目が選べない。
なんて言ってないでやるか。
本をしっかり読みたい。
ああ年齢が恥ずかしい。
スマホやチャットGPTの情報はやっぱり血肉にならないと思う。
自分でまとめる過程がない。
急場は多分しのげるだろうけど、財産にならない。
私はでも今まであまりにも自己流に本を読んでいたので、悪い癖がついていると思う。
しっかりした指導者が欲しい。
なんて贅沢なのかなあ。
もう老後の安心は考えたくない。
惨めな死に方でいいから、やりたいことしたい。