おはようございます。いつもお目汚しに耐えて頂きありがとうございます。
子どものようにしつこく塗り込めば、何とかなったパステル。それに比べれば、水彩絵の具はいろいろとコントロールがいります。扱いが難しいです。まあ毎度、下手な絵をうんぬんするのは置いておいてと。
10月1日休日の午後、久しぶりに道を変えて大きな図書館まで歩きました。途中公園があり、桜は紅葉しているわ。柿は柔らかくなって落ちているわ。ホトトギスは咲いているわ。葉っぱの陰にどんぐりが実っているわ。もうすっかり秋最中になったのだと知りました。銀杏も途中まで黄色くなっています。
特にキバナコスモスにツマグロヒョウモン蝶が雌雄たくさん来ていて、花も蝶もひらひらと目の前オレンジの秋色。素敵です。
さてですが、一応朝顔を話題に。朝顔は夏休みに育てることが多いので、夏の季語だと思われがちですが、秋の季語だということに間違いありません。
家にもまだたくさん咲いています。特に西洋朝顔は11月頃まで頑張ってきれいに咲くようです。あんまり茂ってくれると、家が日陰になって寒くなりそう。
で、この本です。
馬鹿にならない子供の本。
正直に言うならば、目が遠くなって小さな字を読むのが苦痛な年齢なのです。なにか資料をと思っても、絵本しか読む気になれません。でもこの本素晴らしいんですよ。半分に縦切りにされた大きな種の写真などたくさんあって、中身こうなってたのかあと、面白いです。ツルは5枚の葉が五角形を作るように左へ左へと巻き上がるそうですね。特に珍しい変化アサガオの写真も結構載っています。「獅子咲きぼたん」とかです。
しかしながらどこかで聞き込んでいた、朝顔はもともと薬の一種として中国から持ち込まれたという話はあまり詳しく出ていませんでした。確か下剤として持ち込まれたそうですが、効き目が強烈で、苦しいので、使われなくなったと、聞いた覚えがあります。植物の専門家の公開講座ででした。ゲンノショウコの方が穏やかに効くんだそうです。
このところ、絵のことで皆さんにご配慮をあれこれ頂いたので、マメ知識を入れた方がいいのではないかと思いまして。柄にもなく。しかし俳句絵にこの話題は。。
変えまして、今日の俳句です。
静やかな朝の白雲小鳥来る
石段を屈みどんぐり選りにけり
コスモスや車が通る度に向く
秋うららテニスコートに勢揃い
パン屋さんにロボットがゐる杜鵑草