花とウォーキングシューズ

お花写真と俳句などです

灼けるアジサイ

日差しが強くなりました。

おおよそ私は早寝早起きで、日によっては午前一時から起きているのですが、最近は、まだ暗い三時半過ぎには鳥の声が聞こえてくるときもあります。

晴れた朝は、夜明けの低い太陽も、光線だけは強くて、物の影と光がくっきりと分かれてしまいます。

しっとりした花の美しさを引き立てるには、雨上がりの朝か、少し曇ったような柔らかい光の日がいいような気がしますが、もちろんそんな日は少ない方です。

でも私は、写真を撮ることが好きで、毎日撮ると落ち着くのです。

天候に関わらず、花が咲いている季節は日々花を探すことが習慣になりました。

 


ようやく花開いたガクアジサイが日照にカサカサしています。
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ダルマアジサイもカサカサ。水分が乾燥して飛んでしまうんでしょうね。
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一部日焼けで細胞が死んでしまったようです。
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でも結局、身が焼けようと、萎むことはない花です。
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アジサイの花は強いです。

七変化、幽霊花ともいわれ、大きい割にはあまり健やかな印象のない花ですが、枯れても冬まで、その姿が筋だらけになっても残っています。

アジサイの残った花に、霜や氷が降りているのを見たことはありませんか?

その様子は一般的には余り美しいとは思われないかもしれませんが、好んで写真に撮っている方も多くいらっしゃるようです。

紫陽花は心弾むような春先以外の、すべての季節に耐えることを知っているのだと思います。