今日は少しだけ曇って、花の表面に潤いが残っています。
パステルカラーが初々しいです。バラ咲きというのかな?
ピンクも同じくこの通り。
足元には夏の花マリーゴールドが元気になってきました。
アカバナユウゲショウは相変わらずの表情です。
アジサイに戻ります。白の極まる墨田の花火。
朝の陽ざしに白オン白です。
動物でも植物でもなんでも、この世に現れて間もないものの姿は、表面が柔らかくしっとりして、初めての世界にあどけない喜びをたたえている感じがします。
人間の赤ちゃんの、ただだ居るだけで、幸福感に溢れているのはもちろんのことです。
アジサイだって同じ。
初めて吸う空気。水。光。自身も何もかもが新しくて、やさしい風に揺れるたびに、小さく嬉しい声をあげているのが感じられるようです。
これから時間が経つにつれて、色を深め、身を固くしっかりさせていく花です。
今日のような表情を見せるのはほんの一時のことでしょう。