花とウォーキングシューズ 

花よ、 人の祈りの輝きを!

海老川二十二橋に見る船橋の( 何でも)プラス 体質!

私は実に間違いの多い人間ですが、古今東西 人類の果たせぬ野望の一つは不老長寿だという認識に間違いはないと思います。

不老の方はもしかすると来るべき将来の科学技術によって多少の成果が見られるかもしれませんが、見込みは薄いです。

それに対して長寿の方、人それぞれの基準はあろうかと思いますけれども、ほぼ万人が手の届く希望として胸の内に宿すことができるのです。

あらゆる人類共通の心の灯としての長寿への思い。そして虚飾に背を向け実を取る船橋市民の庶民性。その二つが 結晶となったのか、 船橋発祥の地、海老川橋の欄干の中央には。。。。国家の命運をかけた政治家でもなければ、人々の魂を永遠に揺さぶる芸術家でもなかった あの泉重千代翁120歳の時の手形がなぜかあるのでした。

いや この人選に文句を言ってるわけでは決してありません。事実上日本人として 空前絶後かもしれない長寿を誇った泉重千代翁。繰り返しますが、まさしく虚飾に背を向け実を取る 船橋 市民の心意気をおそらく 全く無関係ながら象徴しているに違いありません。もちろん人類の心には国境もなければ したがって県境もありませんから、正直なところ多少の違和感 を覚えますが実問題はないのです。

なんて出だしで始めましたが、昨日の今日で申し訳ないんですが海軍電信基地跡地よりまず地勢を知ることから始めなくてはと思い直し、海老川を 遡りました。こないだ 港へ下った海老川沿いを、今度は反対に船橋発祥の地から上流に歩いたのです。

海老川は2級河川ですけど、人口の多いところですから 小さな橋がいくつも続きます。初めて歩いたんですが 情報量が多くてわけがわからなくなりました。

(電車がまたぐ 海老川)

でも歩いて気づいたことは 上流に行くに従って 水がきれいになること、小さな 支流がいくつもあること、街中の下流域では川のコンクリートの壁が高いんですが、 中流域になると保護 壁が低くなります 。おそらく 氾濫しなくなるんでしょうね 。海老川 は氾濫の危険性があります。

普段 、下流域の濁った海老川 しか知らなかった私は、中流域 が美しく 景勝地と言ってもおかしくないほどの姿だったのに驚きました。 桜の頃は素晴らしいと思います。ジョギング ロードとしても有名で、たくさんの人が走っていました。

それにしても 橋の装飾の賑やかなこと。例えば太郎橋というのがありますが、

浦島太郎

 

桃太郎

 

金太郎

 

3年寝太郎まで太郎とつく童話の主人公は何でも モニュメントになるようなのです。

一時が万事こんな感じでして、一時滞在していた太宰治のモニュメントがあるかと思えば、アンデルセン童話から取ったモニュメント、様々な ものが付け 加わわった弁財天など七福神、マラソンランナー有森裕子の足形に、横山隆一をはじめとする数十人の有名漫画家の名前、いやもう本当に頭がごちゃごちゃします。

特筆すべきなのは 木造の橋があったことですね。

鷹匠橋というそうです。

 

徳川将軍家の豪華な狩猟の名残だそうです

 

(分水地では鵜の姿が)

 

(水の美しい海老川)

 

 

では日課

 台風の育つ気配が雲の奥


 

今日歩いたところです。字が切れていますが起点は大神宮下駅です。