温まる心

 

最近、少し精神的に他人をサポートしています。

闘病中に苦しんだ経験が生きているのです。

それで思いがけず分かったことなのですが、人をサポートするということは、心の深くまで届く気づきをもたらすのです。

 

どんな気づきかというと、完全に見返りのない行為だと思って始めたことが、ひどく心を温めるということです。

 

人はサポートし合って生きることが幸せそのものなのだということをようやく身をもって理解しました。

サポートされるのもありがたいですが、する方はもっと幸せになります。

私の下手なサポートでも、喜んでくださっている感触が確かだからです。

 

豊かさというのは心の豊かさ以上のものはないなあと思います。

一番心を豊かにするのは、人との打算ない純粋なつながりかもしれないなあと思います。

 

心の病気の苦しみというのは、筆舌に尽くしがたいです。

毎分毎秒絶壁の上に立たされていて、終わりが見えないです。

 

私は幸いとても楽になりましたが、うんとよくなった理由は、なりふり構わず、醜いのも承知の上で、はてなブログ上で自分の文章をupしたことにあったと思います。

ネット上であっても、人と心を通わせる経験は大きいです。

生きている人と文章を披露しあうと、厳しい状況に冷え冷えとしていた心がだんだん暖められていきました。

 

精神的な病気の人の心はとても冷えています。

自分で暖めるすべがわからないこともあるのかもしれません。

 

自分の心を開放し、他人の心をケアすることは私には薬以上に有効でした。

もう薬止めてもいいんじゃないかと思うくらいです。

先生には「ダメ」と却下されるでしょうが。

 

あとは自分のできることで何か周囲の環境を本当に良くするような仕事ができればなあと思っています。

 

落ち着いて探していきたいですね。