一日雨でお休みしましたが、やっぱりウグイスの声を聴きながらの散歩は生き返ります。
上はスイカズラ科のハコネウツギ。まだこの花の名前を知らなかったころ、通る人も少ない学校の裏側に咲いていて、白やピンクの花が一つ所に咲いているのでとても不思議だなあと思っていたものでした。ウツギの種類はたくさんありますが、どれも個性的で豊かな感じ。
「卯月」、「卯の花月」の卯の花は白いアジサイ科のヒメウツギのことのようです。
額に垂るやさしきはこねうつぎかな
下はマユミらしいです。
とても小さい花がついていました。秋になると赤い実がつくそうです。表皮を剝いで、弓を作るとき、束に巻いたそうですね。
はいはいの幼な健やかはなまゆみ
で、下のこれは何でしょう。
道の途中で拾った桐の花です。ほろほろとたくさん落ちていましたが、まだ雄蕊がついています。
とてもきれいな藤色です。
高きより落ちて手の中桐の花
先だって寝かせ植えしたトマトはもう土から出た部分が上を向いて立ち上がりました。トマト苗は丈夫です。ぐんぐん伸びてたくさん実ってくれますように。
初夏や背が伸びてゆく空の色