今日は曇り空です。大きくあでやかな花よりも、草の陰にひっそりと咲く花にご縁がありました。まず上は庭先のミヤコワスレ。下の花も白ですが、薮で咲いていたミヤコワスレ。別名はミヤマヨメナだそうです。春に咲く野菊なんでしょうね。日本原産だそうです。なかなか難しいです。ドクダミの葉にうずもれるようにして必死で咲いていました。花びらが少し足りないようで華憐な感じです。
下はコンフリー。これも空き地に咲いていましたが、近所の人が植えたものだと思います。昔ハーブとして流行したそうですが、肝臓に悪影響があるとされたそうです。ヒレハリソウとも言って、花が鈴なりに咲くさまがまるでガラス(玻璃)の魚のヒレのようだと思われたからだそうです。
その下はおなじみのスノーフレーク。やはり薮に咲いていました。風で揺れたり、遠近が付いたりで、なかなか近くで撮影できなかったのですが、ようやく何とか形になったでしょうか。
最後は、ふと見上げて熱帯の果物が実るように咲いていた桐の花。これも坂道の横の宅地になりようがないところに。高く咲いていたので粒子は荒い撮影です。あまり野の花がないような環境ですが、時に目を見張るようなものに出くわします。毎日の散歩、とても面白いです。
植物のこと、もう少し腰を据えて知りたくなりました。図書館で植物学の父、牧野富太郎さんの本を借りてみてみようと思います。来年の朝ドラの主人公のモデルとか。立派で、大変な先生だったそうですね。
気負いなど捨てよと都忘れかな