雨が降ったりやんだりの中、ガイドの先生に従って、薬草園見学。アイスランドポピー。
チョウジソウ。
タカトウダイ。
コエンドロ。
何だったか、キスゲの一種。
ムベの花。
マリアアザミ。ちょっとわかりにくいですが、葉っぱに白い模様があります。
水辺には河骨や、
生育中のショウブ。
良い匂いがするセンダン。
これも良い匂いのトウオガタマ。
背景がごちゃごちゃしてますが、説明のために。カキツバタだそうです。アヤメと違って、花びらの中奥に黒の網目模様がありません。
ウマノスズクサ科のサルマヘンリーだそうです。
カザグルマ。鉄線にちかいです。
最後はおまけ。
生まれたてなのかなあ。うまく飛べない感じのキアゲハが地面をよちよち。でもまだ乾いていない絵の具のようにきれいな翅の色。
あまり花は咲いていない印象でしたが、広いだけあって、こうやって並べると結構あります。ガイドの先生は日焼けした顔で、野山で毒のあるトリカブトの茎をなめながら採集した話などしてくださって、なかなか現場ならではと興味深かったです。
毎日気分転換のような日常ですが、たっぷりの緑の中良い空気を吸うことができました。
ちなみに薬草摘(やくそうつみ)、薬草刈る、薬狩、夏の季語になるそうです。五月五日に摘んだ薬草には特別な力が宿るとされたそうです。あ、でも旧暦でしょう。
和歌の方、額田王と大海人皇子の相聞の歌はこの薬狩りの行事の時のものですね。
「茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
「紫の匂へる君を憎くあらば人妻ゆゑに我恋めやも」
で、むくつけき私の俳句です。失礼。
青草や風に膨らむチマチョゴリ
なんか若い方多く、きれいなワンピース着てた方も多かったので。