本を読むにあたって

いろいろな本に当たると、いろいろな人がいろいろなことをやって、いろいろな見方をして、いろいろなことを考えていることが判る。

いろんな考え方があるが、どれも絶対ということは無いだろうと思う。

いやお釈迦様の言っていることはもしかすると、と思うけど。

 

それにしても考え方を変えることによって、見える世界が変わってくる。

否定的な考え方をしていると、世の中真っ暗になってしまうが、

何か働きかける余地のある世界と考えると意欲が沸く。

 

良い本と言われるものは、自分の考え方を解きほぐす作用があるような気がする。

考えを深めた人はやはりそれだけの深い世界を展開してくれるし、理解できて、納得しとりいれようとしさえすれば自分もその考え方にゆっくりでも近づいていくような気がする。できればよいガイドが居るとありがたいですが。

 

まあなんというか、今まで人の意見を取り入れる態勢がなかったので、読書が身にならなかったのですが、世界を広く深く見ようとすれば、いろいろな人がそれぞれの世界を展開してくれているのに気が付く。

 

本に心を開くというのかな。ようやく咀嚼する素地が出来た感じ。

なにごとにしろ優しく入らないと私は拒絶してしまう。

難しいと言われている本も多いけど、良いものは不特定多数の人に、世界に対して際立って誠意のこもったものだと分かった気がする。

でもまあ、持ち時間もあまりないことだし、読むの遅いし、真剣に本を選んで丁寧に読もうと思っています。

 

具体的な事物の情報が沢山盛られている本よりも、まずは基本的な考え方のヒントを提供してくれる本の方が良いかなと思います。

 

なにをやるにしても考え方の基礎が欲しい。

まあ要は常識のことなんですが。

 

お恥ずかしいことにちょっと欠落してたので。

 

でも基本は人間はいろいろな人が寄り集まって社会はそれで成り立っているのだから、どの人も否定してはいけないということかもしれない。その時自分に合わない人と距離を取っても。

 

今まで自分自身を認めることがちゃんと出来ていなかったので、人を大切にすることもうまくできなかったのだが、これは改善できるだろう。キャパシティはあるけど。

 

しかし考えてみれば、かつての友人たちにもいろいろと忠告やアドバイスされた。

心に残っている物も多いけど上手く取り入れられなかったのは申し訳なかったです。

 

とにかく長生きしなくては。まあせいぜい健康に気をつけよう。