掻き混ぜて濁り収まる葛湯かな(一字直しました)
寒くなってくると欲しくなるのが ほっこりと 体の温まる 葛湯です。白い粉に熱湯を注いでかき回して飲みますが、最後まで色は白く濁っているけれど だんだん その白さが収まっていく感じが楽しいです。お匙でぐるぐる かき回すと心も ほぐれていって食べる前からリラックスできるような。
片栗粉で作るところもあるようですが、大して違わないのかもしれないけど 葛と書いてある袋に入った粉はなんとなく上等な気がします。
昔、懐中汁粉といって同じように粉に熱湯をかき混ぜて作るものもあったけど、そういや 最近見ないですね。関西のものなのかな。
あれは確か 小さなあられやお餅が入っていたような気がします。小学生の頃お正月に関西に行くと祖母がよく用意してくれて美味しかった記憶があります。
あの頃は本当に羽根つきとか凧揚げとか福笑い とか絵に書いたようにやっていましたね。お正月の話はまだ早いかな。