昨日咲いていた上野の蝋梅。うちのはまだ蕾が硬くて 条件の違いがまざまざと感じられました。
でも街を歩くと ミモザ やアセビのつぼみももう出ていて、生命力 って強いなって感じ。
ところで読むの 体力いらないかもという不純な動機でまたぞろ図書館で 詩集を見繕っているんですが、
という本に胸を打たれています。
ほとんど わかりやすい詩 なんですが、それだけにいま現在すさまじく厳しい状況下にいる人々の声が生々しく伝わってきます。
「権力の横暴に対して戦うとき、最も大切なのは、他人のために、惜しみなく、 自らの身を投げ出す勇気である」という詩人の言葉が、是非は分からないながらも決然としています。そしてそれを実行している人々の数の多さに驚きました。
こういう状況、自分の身近に起こったらと考えたらたまったもんじゃないです。
さて日課。
遠方に火の祭ある寒夜かな
7日夜に九州久留米大善寺で1600年続くと言われる、鬼夜(おによ)という大きなたいまつを燃やすお祭があったようです。火祭という言葉は秋の季語で鞍馬の火祭(京都)、吉田の火祭(山梨)、那智の火祭(和歌山)があります。
どれも見たことはなく また見に行く機会もないでしょうが、危険で激しい お祭りを大切にすること、及ばずながらいろんな心情に心を巡らせます。
寒夜の火は格別でしょうね。