花とウォーキングシューズ

お花写真と俳句などです

甘いもの

今週のお題「あまい」

食べるものにそれほどこだわっていないので、甘いものについてもたいして話すこともないのだが、こだわったら、大変だと思う。

友人が一時ケーキを作ることを習慣にしていて、「砂糖の量は0.5グラム単位で味が違ってくる」と教えてくれたことがある。

それだけ繊細微妙なのかと感心した。

私はせいぜい電子レンジでプリンを作るだけだ。

ただ、このところ必要があるので毎日作っている。

勝手ながら、砂糖の量は目分量で、その辺にあるスプーンで何となくすくって入れるだけなので、出来栄えはもちろん日々変わる。

あまりにカラメルが焦げたときは、糖が無くなってしまったのか、甘くないときすらある。

でも店で売っているものよりも、シンプルでおいしいと思う。

お店で売っているものは凝りすぎている気がする。

一際違った特徴を出さなければ客の目に止まらないのだから、そうなるのは当たり前だけど、自分で作ってみると、買うほどのことでもないんだなという感じ。

一定の味って何だろうなと考えたりする。

食べるものの客観性から生まれたものかもなあ。

規格とかそういうの。

でも食べるものって、もともと生き物だから、細かく見ていけば、それぞれの個性があるはずで、きっと一定ではありえないだろうなあと思う。

もしかすると、飴とかとてもシンプルなお菓子で、完全に合成されたものがあるとしたら、可能かもしれないけれど、食べる方の味覚が多分それぞれ違うから、やっぱり一定の味ではないんだろうなあと思う。

味って色々なもののハーモニーで、文化なんだろう。

味覚ブラス雰囲気とかストーリーとか飾りつけとか一緒にいる人とか、すべてがそろってその時の味になるんだろうなあ。

いうなれば、どれかがお粗末でも補いが効く。

家族で囲む食卓が結局一番おいしいのはそういうことだろう。

いまのところ、正直言って、どんなに高級な店でも、有名な店でも、行きたいという気にならない。

コロナになっていらり外出するのが面倒になったし、毎日の食事をとてもおいしくいただいている。

これ、実は、この上ない贅沢なんだなと思う。

あ、甘いものとずれたな。

私はあまり、甘いものとそうでないものを分けてないかも。

日本の食事って砂糖いっぱい入って甘いし。

うーん。どうも夢を壊してしまうタイプかも。

何が甘いって、家族が私に甘いです。