朝から最近になく冷たい土砂降り。
気持ちも晴れません。
先日仕事の研修で刺激を受けたこともあり、私は世の中の役に立つ生き方ができてないなあと反省しきり。
反省はするものの、積み重ねは俳句くらいなので、これをやるしか他にできないのですが、まったく情けない生き方だなあとうつうつとした気分でした。
嬉々としてイラスト俳句を書いていたほんの数日までの気持ちが嘘のよう。
でも自分が楽しくなければきっと目にする人も楽しくないだろうと思い、寒さに膨らんだ鳩の子の写真をじっと見ていたら、やっぱりなんだか楽しくなってきました。
鳥ってかわいいです。
猫の可愛さは世の中に周知徹底されているけれど、鳥も気が強くて、喧嘩っ早くて、表情たっぷり。
鳥も無作法なヒヨドリから、群れが好きな騒がしい雀、のんびりした鳩、ペアが仲良しの大人しいメジロ、さえずりが得意な四十雀、歌の王者ウグイス、連係プレーの上手な賢いカラス、と性格があるのが面白いです。
じきにスマートな燕も来るだろうし。
でももうちょっと、芸のある取り組み方をした方がいいかもしれないと、自然観察ガイドブックの初心者向けの本を開いています。
これを読んでなにか一ひねりできればいいなあとは思いますが、どうなるかなあ。
まあ、一朝一夕には無理だわね。
花を打つ冷たき雨や路地深く
花冷えや羽根の膨らむ雨の鳩
ありがとうと繰り返す母花の雨