花とウォーキングシューズ

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素人ですが、耕しま専科?(序章)


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新カテゴリー「素人ですが、耕しま専科?」つくりました。 

働けないっ働ける見込みがないっ

でも

食べなければ生きられない!

どうしよう

そうだ!自分で食べ物が作れないだろうか?

無職ほぼ30年の病人、思考過程ゼロで菜園に目覚めました。

しかしながら、畑ってどうすればいいのか右も左もわかりません。

そもそも育てるところがない気がするし・・。

このカテゴリーでは、手探りの家庭菜園レポートをお届けする予定です!

 

畑とは自由の天地

思い立って、何の手づるもない状態から家庭菜園を借り、手掛けて3年ほどになります。

まだまだまだまだ右往左往しています。

こんな若輩者が何を語るかという感じですが、初心ならではの思いもひとしお。

上手な方から見れば、畑は惨状でも、精神的にこの上なく豊かな思いをしています。

な・ぜ・な・ら

 

 素人の畑に正解は無い

 

からです。

そう、一つも作物ができなくても良いのです。

花ばかり植えていても良いのです。

 

畑はあなただけの王国

たとえ、キャベツが青虫に食べられてぼろぼろになっても、

・・・それは生態系を豊かにするために、天が虫に命を与えたせいかもしれません。

 

たとえ、雑草を抜くのが間に合わなくても、

・・・それは一種の自然栽培の試みだったかもしれません。

 

たとえ、カラスが翌年のために畑にとっておいた豆を食べてしまっても、

・・・カラスが賢いということを知る宿命だったかもしれません。

 

畑とは自然界のあらゆる可能性の縮図。

加えて、たとえ小さくても、畑の耕し手のあなたこそが、この王国の支配者なのです。

これ、おおげさでない実感です!

 

 

卑屈な私が一躍主人公に!

長患いでみじめなみじめな思いをしていた私です。

友達は減るわ、

近所からは何やっているんでしょうという目で見られるわ、

どこにも自由に遠出ができないわ、

社会から疎外されることは実に救いようのない状態なのです。

 

しかし、こんな私が思い立って畑に出れば、いきなりのいのちの頂点の地位に立つことができるのです。

 

何しろ自分より大きい生き物が全くいない。

 

誰からも見下されることもない。

 

まさしく畑とは、繰り返しますが、たとえはたから見れば惨状であっても、そこは私にとってこの上のない楽園なのです。

 

誰に褒められるわけでもありませんが、作物も、雑草も、虫も、あなたのその手がまぎれもなく生殺与奪の権を握っているのです。

 

そして、気候と相談しながら自分の王国を整えていくことのやりがいと言ったらありません。

人間だれしも支配欲があると思います。

それを誰はばかることなく満たしてくれるものが畑なのです!

 

もちろんおいしい!

で、新鮮な食べ物がついてくるというおまけが。

料理の好きな人、食いしん坊の人にはこれはたまりません。

とにかく、採れたての野菜はおいしいです。

私の場合、自然栽培というより、持ち運びが面倒だという理由で、肥料も農薬も使いませんので、野菜さえ採れれば本当にそのものの際立った力強い味を楽しめます。

一時、病状が悪くなって畑を放棄したのですが、あのオクラの味が、ピーナツの味が夢にまで出てきて、また、借りなおしました。

 

体力づくりに

正直なところ、スポーツって続けるの辛くありませんか?

お金かかるし、やること同じだし、衣装は考えなきゃだし、おしゃべりも必要かもだし。

とにかくやらされている感がして私は苦手です。

競争じゃあ逆立ちしたって勝てないし。

 

畑はかなりの体力、知力を使いますが、おまけが大きいです。

いろいろなことを自分で考え、行動することができます。

採れさえすれば作物をプレゼントしても誰も負担に思わないし、喜ばれます。

続けるのが喜びになります。

 

そして畑を借りたからには、大空の下、責任をもって地球の一部の営みを担わなければなりません。

これが、また、たまらなく、自尊心をくすぐるのです。

 

畑をこれからやりたい方、やりたくなった方、是非一緒に楽しみましょう。

不定期更新のカテゴリーですが、これからもよろしくお願いいたします。