花とウォーキングシューズ

お花写真と俳句などです

2021-01-01から1年間の記事一覧

酷暑たり宇宙へ旅行したと言ふ

うらやましいんだか、なんだがわかりませんが、お金かかるだろうなあ。そのお金があれば・・・。

炎熱やアスファルトすら眩しくて

昼、十二時に銀行やら買い物やら町中を歩き通しました。早く暑さに慣れたいものです。夏ばてしないよう、睡眠たっぷり取りたいですが。しっかりたべることともいいそうで、お肉食べなくてはです。写真は万年元気のベゴニア。

早朝に咲くもの喘ぐ晩夏光

スマホを構えて花を撮ろうとしているのですが、勢いが感じられなくなりました。梅雨時は気温も湿度も花にはよかったようです。でももう少し粘ってみます。

目を閉じよ夕焼け轟と華開く

暑いですね。まだ夕焼け出ていないのですが、頭の中が夕焼けしてます。いけませんね。植木の葉っぱが萎れています。少し涼しくなったらたっぷり水をやりたいです。

地平には入道雲ぞ大気圏

暑さ本番になりました。日中は人っ子一人道を歩いていません。でも元気よく咲くポーチュラカ。植え込みが賑やかです。

百合の香の女座りて水を注ぐ

風に破れた朝顔の写真で百合の話でもありませんが、もう咲いていないので。世の中には百合のような女性もいるのです。

風浴びてここぞとばかりダリアかな

派手な花ですが、好き嫌いは別れるでしょう。ひまわりが陽の花とすれば、ダリアは陰の花かも。(裏切り)という花言葉もついているようですし。でも、豪奢な様子には目を奪われます。

昨夜のこと知らぬ顔なり夏の雲

こちら梅雨明けしました。昨晩はカメラほしい病にかられ色々と失敗を重ねましたが、スマホで行くことにしました。きりないし。晴れやかな夏の雲を見上げると、おおらかに生きたいと思います。凌霄花、もう散りかけです。

足元を涼しく咲きぬ雨軽く

昨日のマンデビラとあまり変わらない色形ですが、サイズが違うんです。こちらは小さなニチニチソウです。スマホ写真が物足りなく感じられるようになって、カメラほしいなあなんて思ってます。欲かな。カメラに手を出すと、毎日撮影は無理かもです。しかし暑…

梅雨明けの知らせ嬉しく寝具干す

よく眠れない日が続いています。せめてシーツ洗ってみます。明後日梅雨明けだそうですが、待ちきれません。

曇天のやりきれなさを冷素麺

なんだかどんよりと曇っていて、雨が降るでもなく、晴れるでもなく、うっとおしい天気です。暑いし、お昼は冷たい麺類を作りたいですね。ミニトマト乗っけますか。麦茶もそろそろ作りたいです。

雨上がり百合典麗を極めたる

カサブランカです。もう少し経つと花粉がもっと赤くこぼれんばかりになります。香りも強くなります。

夕立が上がり一声鳥渡る

季語を雷にしようか夕立にしようか迷いました。スコールといっても良い激しさでした。写真は百合のつぼみに這うカタツムリ。 下はカンナ。

髪洗ふ集団接種受ける朝

コロナワクチン早く回ってきました。一度目はそれほど体調も悪くならないようです。親は二度目の後寝込みましたが。

青空の少し戻れる夏野かな

今しがた、ようやく雨上がりました。晴れて蒸気がたちのぼっています。蒸し暑くなりそう。九州は水害の懸念とか。何事もないと良いですね。

温めし夢現れる夏暁かな

10年近く考えていたことを表にしました。以前より現実味が多少見えてきました。

肌を打つ大気の湿り花ぎぼし

ギボシの花、通りすがりの民家の足元で揺れているのをよく見かけます。これは庭道楽の家の珍しい紫。梅雨時にぴったりです。

優しさの中に息づき未草

迷ってわがままを言っても、優しく見守って下さる人がたくさん居ます。ありがたいです。

夏草に静まる朝のこころかな

何事も積み重ねなんだなあと思うようになりました。落ち着いてできることをやっていこうと思います。社会復帰したかったけど、無理は効きません。

煌めいて豪雨の中の蓮かな

蓮の花は暴風雨の中でもみくちゃにされながらも咲ききるようです。倒れるもあり、散るもあり、こらえるもありです。

梅雨晴間足下の花を育てたし

今土砂降りなんですが、気分はそんな感じです。自分のことをしっかりやらないと何もかも全て崩れてしまいますね。

飛行機の音のみ響きさみだるる

強い雨が降り続いています。雨の音でなかなか眠れず、寝過ごしました。今日は気分転換が必要です。まずは片付けたいです。

百合の朝すべて息づく雨上がり

雨上がりの朝は、万物が息を吹き返したように活発になる気がします。土の匂いすらも。雀の声で目が覚めました。

五月雨の駅ビル街を迷ひをり

しぶき雨の中さまようこと1時間以上。歩数計が15000歩を超えました。

ゆたやかに老鶯今日の晴れを告ぐ

朝、青空に飛ぶような雲が綺麗です。ウグイスがゆっくりと自信ありげに鳴いています。気持ちの良い一日になりそうですね。

夕風やベランダの蔓巻き直す

今どき育っている豆や、夏の朝顔の蔓を解きほぐし、巻き直しました。気分が整います。庭仕事はとても良いです。今年、朝顔は4種類です。

幸せに脇目も振らず花潜

マリアアザミにハナムグリが身をうずめていました。花粉がたくさん手足についています。カナブンに似ていますが模様が違いますね。

永年の染みよ白服晒さねば

白服が季語です。もう病を悪化させまい。家族に苦しい思いをさせまいとの意味で。写真のクチナシのように汚れのない生き方を今後はしたいですね。

仰け反ってたちまち草へ雨蛙

水田のあるところへ行きました。葦原があり、蓮田があり、オオヨシキリが鳴き、がまの穂を見、雨蛙を捕まえそこねました。何もないようで、季語だけはたっぷりあるのでした。トカゲちゃんも居ました。

朝明けて涼しく薫る樹々の中

朝、白い花を付けた、(モチノキかな?)良い香りを強く放つ木の間を通りました。寝不足でしたが目が覚めるようでした。写真はハクチョウソウかな?