花とウォーキングシューズ

お花写真と俳句などです

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

五人棲む家に紫陽花五種咲けり

今週のお題「575」だそうで、どうなるのかな? 紫陽花を誰かに贈ろうと思っても目移りしてなかなか選べません。次々に新種出るし。まさに七変化。スマホ~・・自動焦点で、なかなか合わず。

梔子や朝滑らかに水を飲む

咲き始めましたね。6月が豊かになります。

夏蝶の翅を休めてまた発ちぬ

気持ちを切り替えて、今日の予定をこなさなければ。

蒲公英の絮飛ぶ吾の一世飛ぶ

軽い人生になってしまった。人生に軽重があるとしてだが。好きなことはある。ありがたいことだ。

白南風に乗りてたちまち去る男

どうも振られましたね。無理もないのですが。いっとき楽しかったかな

夏未明影を落とさず鳥啼けり

4時少し前に起きました。空はもう白んでいます。小鳥の声が空に響き渡っていて、道行く人はいません。隣の家の人は徹夜をしたのですかね。明かりついてました。まだ眠いのが本当。写真は咲き始めたアガパンサス。

夏天より鳩の羽降る停留所

現実にはアーケードの中に落ちてたんですが、停留所もあります。あながち嘘ではありません。拾っちゃいました。写真はベタですが公園で遊びました。

片陰に巫女をり海の神殿は

暑くなってきました。百合のシベ見ていると、ギリシャ神殿の列柱を連想します。所在ない昼間です。どなたかの句であったかも

不採用ならば遊ばむ日の盛り

パート面接。厳しいですね〜、厳しいですね〜。と繰り返され、ご縁がないそうです。致し方ないので、せっせと写真を撮ります。沙羅の花です。すぐ散ります。

天地射る朝日に覚むる夏の蝶

朝からとても強い日差しです。うぐいすの声が聞こえます。涼しくて気持ち良いのですが、蝶には少しきつそうです。日を浴びて慌てて羽を動かしていました。写真はスパシフィラム。

夕風にサーフィンをして夏蝶来

暑くて忙しない1日、涼しくなってくるとほっとします。蝶が風にのって気持ち良さそうです。この花はストケシアではないかと。

雀轢かれ嘴のみ残る溽暑かな

ネット俳句添削でしたたかノックアウトを喰らい、何もかも改めねばと思った矢先、歩いていたら、一羽の雀が車にひかれて、化石のような形になっていた。私の心象そのまま。でもそんな写真さすがに撮れない。写真はなんとなく不穏なアルストロメリア。

梅雨晴や今朝靴音を高く聞く

すっきりと晴れています。気持ちの良い朝です。今日は良いことありそうな。

籠り居の令和三年家に蚤

私は時間あるから良いけど、家族が大変なことに!写真はもう大きくなっている無花果。ちなみに色々試してみた結果、ノミには粘着テープが良いようだ。

梅の実を採らじ病棟案内図

通院でした。待合室の窓から、採らずじまいになっている梅の実が見え、その向かい側に病棟案内図がありました。なんか意味があるようなないような感じを楽しんでいただければ幸いです。 しかし、なんということでしょう、安く買ってきたカーペットから、蚤!…

地に沈む雨音実梅色づけり

中途半端な雨が降ってなかなか止みません。心も中途半端になります。でも、写真は撮りに行くわたくし。紫陽花もだいぶ盛りを過ぎました。実梅は地面に転がっているのもありますね。ほんのり赤くなっていました。

籠り居のさみだれ月のピアノかな

夜中にラジオの聴き逃しでピアノ番組を聴きました。緩やかな深夜のピアノ夏の月 と作ったのですが、調べていて、五月雨月という言葉を知り、ピアノと合うわ~と喜んで作りました。

臍の緒の箱こはごはと更衣

あまりしないのですが、更衣、箪笥をかき回すと、普段目にしないものが現れます。臍の緒の箱!中身見るとぎょっとする〜。でもお父さんお母さんありがとう。写真は変わった色のゼラニューム

短夜に白む厨の磨り硝子

6月は夜が短いです。朝4時台に起きるともう明るい。台所へ行ってお米など洗ったりするのですが、心が浮きたちます。

街角に天のきざはし立葵

人生ままなりませんが、楽しみは見つける心意気を持つことにした。優雅な色の立葵。 玉葱はざく切りカレー旨くなれ

俳句を添削してもらう

楽しいサイトがあった。皆さん和気あいあいと俳句の添削をしあっている。気分転換になった。 宅配に雨風頻り濃紫陽花 誰彼の真珠現る更衣 明け易し曇り硝子の厨窓