花のことをもっと知りたくなり、牧野富太郎さんの本を少しだけ当たってみました。
青空文庫で何冊か、大人向けの本もありますが、言葉遣いが厳めしく、読みづらく、結局、子供から大人まで親しめる1973年初版の本を図書館で借りました。
少し古いけれど、ルビが降ってあるし、ですます調だし、絵や写真もついていて親切な本です。
冒頭の「牧野富太郎博士のことば・植物はわが友」という文章が本当に味わい深く、わかりやすく、素晴らしいです。大切な事を伝えています。
紹介されている植物も、春の七草からはじまり、オオイヌノフグリ、スミレ、ツクシ、フキ、タンポポ、ヨメナ、ヒメジョオンなどなど身近な植物から始まっています。
多くの図書館にある本ではないでしょうか。
花の本体の説明も詳しく丁寧で、一回読んだだけでは到底覚えきれません。
でも一回読んだだけでも、いろいろ面白いことを知ることができます。
全8巻だそうで、楽しみにゆっくり読んでいきたいと思います。
しかし、ほんと、いい本です。新しい版出ないかなあ。
さて、近所の花を渉猟して回り、だんだんめぼしい花がなくなってきました。
でも文章を書くと心が落ち着くという現実。
無い知恵を絞ってなにかしらを紹介したいと思いますが、うまくいくといいなあ。
図書館に五月の匂い光窓